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2日目に入り、

アナトミートレインの理論を

日常動作やトレーニングへ応用する日曜日。

1日目のクラスの様子

講師のAri-Pekka Lindberg氏(写真:右)は、

フィンランドから来豪された先生で、

北欧の極寒地域の国民性が各所に現れたレクチャーでした。

寒いとぎゅっと身を引き締める感じ。

言葉や動きにフィンランドでの暗く寒〜〜い冬の様子がにじみ出ていました(笑)。

身体と動きのケアをするプロフェッショナルが

・トレーナー
・理学療法士
・運動生理学者
・マッサージセラピスト
・ヨガインストラクター
・ピラティスインストラクター

と垣根を超えた参加者さんと

「無駄のない動きの姿勢やパターン」をディスカッションできました!

また別記事でも書こうと思いますが、

今回のワークショップでは、動きや姿勢の学び以上に得たことがあります。

英語が母国語である参加者が大半の中で、

なかなかうまく発音できない単語は大真面目にジョークにしちゃったり、

ノリノリのラテン系の先生とは全然違うけど、

ノンネイティブなりの立ち振る舞いにめっちゃ刺激をもらいました。

“国際的に活躍”と一言に言っても、

日本以外の場所で、その地域にいる日本人を対象に仕事することもできるし、

その地域に溶け込んで、現地の言葉や英語を使って仕事をすることもできます。

大人になってから移住して、自分にとっても外国語でヨガを教えていて、

「もともと移民の国なんだから、みんな外国人だ」

「英語が上手だね!」とか

「熱意と内容があれば、発音なんてどうにかなる」

と言ってくださる方もいます。

でも、

実際私の日本語訛りの英語にあからさまに嫌悪を表現して去って言った人もいます。

個人的な攻撃・非難と捉えずに、

さらりと流して

自分の苦手な発音をさらに磨き上げていけばいいんでしょう。

APも、

自分にとっての外国語で、

プロのプロにプレゼンするストレスや葛藤をポロリとみんなの前でお話してました。

賢く&自信たっぷりに見えていたけど、

そんな素の部分を見せてくれたおかげで、

ジャングリッシュ(ジャパニーズ・イングリッシュ)で

ヨガのグループレッスンをする大きなパワーをもらいました。

外国で、外国人が勝負するには

生まれ育った国と文化の誇りを持ちながら、

度胸と愛嬌!