人気のヨガのワークショップの内容に【ハンズ・オン・アジャスティング】があります。
先生が生徒の身体に触れてポーズを深めてくれることを意味することが多いです。
しかし、
【アジャスト】と一言で言っても、アジャストをする方法はいろいろあります。
1)口でやって欲しい事を生徒に伝える
2)やって欲しいアクションのデモを見せる
3)プロップスを活用する
4)生徒が生徒自身の身体に触れてフォームを正したり、アクションを強める
5)先生が生徒の身体に触れてフォームを正したり、より深いポジションまでガイドする
先生がいない場所でもヨガを自分で楽しんで続けてもらえるように、
自分のできる範囲* (*安定したていねいな呼吸が続けられる範囲)
でヨガを行う事を重視しています。
3ステップヨガでは、
このままポーズをしていると怪我をしてしまいそうな
間違ったカラダの使い方を修正する【コレクション(修正)】とは別にして
アジャストはほぼ行っていません。
ヨガのポーズを深めれば深めるほどいいとは思いません。
自分の限界の範囲内でヨガを続けていると、
徐々にじぶんの限界値は高まっていきます。
同じポーズを取りながら、
「より簡単に感じられるようになってきた!」
「ゆとりもってポーズができるようになった!」
と自分で気づいたら
徐々にポーズを深めてけばいいと思っています。
●長い間ヨガを一緒にしていて心身状態を把握している生徒さん
●クラスの前にフォームやポーズの取り方について具体的な質問をされた生徒さん
を除いては積極的にはアジャストは行っていません。
安全に&自由に!ヨガを楽しんでほしいと思っています。
特定の関節や筋肉に局所的に負担が集中しないように、
【アライメント】という考え方を大切にしています。
ヨガのポーズへのアプローチの仕方は【アライメント】のページをご覧ください。
力づくでポーズの“最終形”に到着する必要はないでしょう。