産休に入るスタジオーナーのクラスを代行するインストラクターを採用ために、
「Ayaのクラスへ送るから、
彼女達のプラクティスを査定して、コメントしてくれる?」
「オーディションクラスするから来れない?」
とレギュラークラス以外のお仕事をさせてもらいました〜
オーディションは、
リアルな一般の生徒さんがいる普段のクラスを教えてもらうスタイル。
新米のインストラクターさんのシークエンスが支離滅裂なクラスから、
感動的なバランスの良いクラスまで様々で、
見て見ぬフリをしてスルーしても良さそうな細かな気づきをフィードバックしたところ、
オーナーさんに感動してもらい、
また仕事が増えました〜〜。
指導を始めると、
「気持ちよかった〜」「楽しかった〜」「○○が痛いけどどうしたらいいか」とか
生徒さんから感想や質問はもらいますが、
指導の内容やキューイングのフィードバックをもらう機会がほとんどなくなるので、
オーディションしながら気づいた事を
来てくれた先生にもメールでお伝えしました。
(この英作文が一番大変だった〜〜〜〜笑)
オーディションしながら
プロとしてヨガを教えるには必要だよな〜と思ったことがいくつかあります。
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使うプロップは、
クラスが始まる前に、
全て手元に準備するようにしましょう!
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(文字にすると、当たり前な感じだけど,,,忘れがち。)
どのプロップを使うかの案内が一切なくクラスが始まって、
ウォームアップもして、
キツめの立位のポーズに辿りつきながら、
(90%の生徒さんがブロックが手元にない状態で、)
右サイドをやりながら「ブロック使いたければ、使って〜」と、
左サイドに移っても「ブロック使いたければ、使って〜」と
生徒さんに判断をお任せ的な場面に出くわしました。
ブロックが必要だと思って、
右サイドですぐに
スタジオの隅まで歩いてブロックを取りにいく生徒さんも数名、
「やっぱりブロックなきゃダメか〜」と
左サイドまで粘ってからブロックを取りに行く人もいて、
集中が必要なハードなポーズなのに、
バラバラと違うタイミングで生徒がスタジオの中を歩いていて、
目を覆いたくなるほど危険なフォームで無理やり遣り切る強者もいました。
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自分はブロックが必要かどうか、
ほとんどの一般の方は判断できないと私は思います!!
しかも、”ポーズできない人”みたいなラベルが嫌で、
必要でもブロックを使わない人が多いです。。。。
「ももの裏側が固くて、腰が丸まっちゃう人はブロックあったほうがいいよ〜」とか
「ツイストのときに背骨の伸びを感じづらいときブロックを使いましょう」とか
1) どんなときにプロップが必要なのかの判断基準を紹介するか、
2) 歩き回りながら生徒の様子を見て、
必要な人にはブロックをスッと手渡してあげたり、
3) もしくはクラスが始まる前に、
手元に全員がブロックがある状態でスタートする
クラスルーム・マネージメントがあったらよりスムーズだっただろうな〜。
オーディションに来てくれた先生にこのことを直接伝えたら、
「クラスの方は経験者と聞いていたので、
ブロックが必要かどうかは、てっきり本人達は知っているのかと思っていた。」と
驚きの回答が返ってきました。
私の目からは
半数以上の生徒さんがブロックが必要なグチャグチャなアライメントでしたよ〜(涙)
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私なら断然③のスタイルで、
超簡単バージョン【A】から、
「【A】が楽なら、【B】して〜」
「やっぱ【B】がキツすぎたら、【A】にいつでも戻ってもいいよ〜」
と段々と強度と難易度をあげるトッピング形式で、
必ず、後戻り可能なキューイングも言うようにしてます。
周りが必死にポーズをしていると、
ヨガは競争じゃないって頭でわかっているのに
「もっと!もっと〜〜!」と言う周りと張り合っちゃってる空気が漂ったり。
また、
ブロックが2つ手元にあっても、
2つを重ねて、
マットから遠い場所に置いていて、
肝心な時に手が届かない。。。。ってギャグもあるので、
「マットの前方に1個ずつブロック置いて、準備できたら立ちましょう」とか
自分のクラスのカルチャーができて行く前は、ちょっとした余分なガイドも必要ですね。
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使うプロップは、
クラスが始まる前に全て手元に準備しましょう!
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